2011年10月07日
「技:わざ」 と 「仕業:しわざ」
10月になってしまいました
朝夕冷え込んできたなぁと思っていたら
今朝は温かな朝でした
地球さんの気まぐれにお付き合いするのも
なかなか大変な季節の変わり目です
さて、技と仕業のお話
今日お見えになった患者さまが
施術中にこの話しをされました
何でも学生時代に聴いた落語の一節だそうです
技(わざ)という字は手で支えるって書くでしょう
例えば大工さんは
この木は節がこうで年輪がこうだから
これをこう使わなくちゃいけない
というように、木の性質を活かすことを知っていて
その性質を組み合わせて家を建てる
それが技(わざ)であり、職人というもの
じゃあ、そういう木の性質を知ってか知らずか
作り手の意思でやる仕事を
仕業(しわざ)っていうんだよ
患者さまの話しをうろ覚えのところもありまして(汗)
意味が良く伝わらないかと思いますが
こんな話しをされました
「わざ」と「しわざ」
私の仕事にも深く関わるものがあるなぁ
患者さまがお話になる言葉のなかに
深いものがあります
今日この話を聞けたことに、感謝です
Posted by torutto at 20:36│Comments(0)