「技:わざ」 と 「仕業:しわざ」
10月になってしまいました
朝夕冷え込んできたなぁと思っていたら
今朝は温かな朝でした
地球さんの気まぐれにお付き合いするのも
なかなか大変な季節の変わり目です
さて、技と仕業のお話
今日お見えになった患者さまが
施術中にこの話しをされました
何でも学生時代に聴いた落語の一節だそうです
技(わざ)という字は手で支えるって書くでしょう
例えば大工さんは
この木は節がこうで年輪がこうだから
これをこう使わなくちゃいけない
というように、木の性質を活かすことを知っていて
その性質を組み合わせて家を建てる
それが技(わざ)であり、職人というもの
じゃあ、そういう木の性質を知ってか知らずか
作り手の意思でやる仕事を
仕業(しわざ)っていうんだよ
患者さまの話しをうろ覚えのところもありまして(汗)
意味が良く伝わらないかと思いますが
こんな話しをされました
「わざ」と「しわざ」
私の仕事にも深く関わるものがあるなぁ
患者さまがお話になる言葉のなかに
深いものがあります
今日この話を聞けたことに、感謝です