感謝と志
少年よ大志を抱け
富や名声のためでなく
自分の利益のためでなく
人はいかにあるべきか
その道を全うするために
少年よ大志を抱け
有名な言葉ですね
テレビドラマの「Dr コトー診療所」で
島の少年に宛てた手紙の中で
コトー先生が引用した言葉です
昨日、近所の開業医の先生が按摩を受けに来られました
最近の医療行政の流れや問題点
また展望などのお話しを施術中にうかがえ、とても勉強になります
医師不足の話しが出て、最近の一部若手の医療従事者の志の低さを
嘆いておられました
実は私も思い当たる節があります
高校生くらいの子供たちに
将来就きたい仕事は何?と尋ねると
医療関係という話がよく出ます
理由を聞くと7~8割が、給料がいいから
という返事です
勿論、みんながそうではなく
中には、人の役にたつ仕事がしたいから
という子もいます
たまたま、民放テレビ番組で兵庫県の県立病院小児科の
医師不足による存続の危機を地元のNPO団体と医師の協力で乗り切った
というのをやっていました
地元の人たちが医師の過重労働を少なくするために
自分たちが患者の立場から何が出来るのか考え活動、行動をし
だんだんと地域の人に認められ、活動に賛同して医師も増え
行政をも動かした という内容でした
この中で患者たちが掲げたスローガンの中に
お医者さまに感謝する
というものが入っていて
それを見た医師がこの人たちに応えなくてはいけない
と思い退職を思いとどまった
というものでした
日本人的で田舎的発想かもしれませんが
感謝の気持ちが人を動かす
感謝の気持ちが志を支える
何てこと言うのは古いのかな
人はいかにあるべきか
その道を全うするために
大志を抱け
今日はクリスマス・イブ
感謝の気持ちで
そして、明日から未来への志を
考えてみるのも良いかも・・・